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まるちゃんのえくぼ

まるちゃんにまるまるする日常

マルベスの好きなところ

想い余ってTwitterで大量に独り言を垂れ流しましたが、自分でも何度も読み返しては思い出したいので、こちらにまとめさせていただきますね(*ˊૢᵕˋૢ*)



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冒頭の殺陣で焦点の定まらない目で宙を見ながら敵を刺す時の顔。


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マルカムがカンバランド公と呼ばれた時、拍手しながら無理やり笑顔になるところ。
そしてマルカムが目の前から去った瞬間の複雑な引きつった表情。


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夫人とのシーンで目を閉じた瞬間の顔。
続きを求める時の表情と夫人に伸ばした手。


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夫人を後ろから抱きしめるシーンで、夫人の右腕も一緒に抱き込んでしまった時、セリフを言いながらさらっと右腕を脇腹のところから回し抱き直したのがグッときた(〃ノωノ)


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男の子だけ生むがいい、と夫人を抱きしめるシーン。
右手で夫人の後頭部を抱えた時のマルベスの大きな手と夫人の小さな頭の絶妙なバランス。


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白シャツ、胸元まで空いたボタン、腕まくり、ブーツイン、ネックレス、指輪、特に結婚指輪。


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ダンカン殺害前の
"あれはお前を天国か地獄へ導く弔いの鐘だぞ"
の絞り出すような声。


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裸にガウン。
正確には、細いけど柔らかそうな謎の数パック(可愛い可愛いワンパックではなかった…)


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夫人が倒れた時に抱き起こす腕。


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晩餐前に1人になり、壁を殴る蹴るして暴れるところ。


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暗殺者に秘密の仕事を託す時、指をバラバラに動かしながら頭をポンポンとする時のバカにしたような感じと威圧感。


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バンクォー暗殺計画の時の
"これで決まった"


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バンクォーの亡霊に怯えるシーンの
"たしかにあいつを見たのだぁ"
の声と仕草と座り方と表情。


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バンクォーの亡霊が消えて
"よし、行ってしまったな。
これで俺はまた男だ。
さあ、席に戻ってくれ"
としれっと言う無邪気さ。


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魔物に会いに行き、注射を打つ時の顔。


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魔物からいい予言を聞いた時の
"嬉しい予言だ、いいぞ〜"
が狂っているところ


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マクダフのイングランド亡命を聞いたあと退出する際、少し後ずさってから踵を返すあの動き。
(伝わりにくい…💧)


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イングランド勢との戦い前、
"魔女どもが断言したのだ〜"
の一連の台詞の後の引き笑いが狂っていて最高。


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どーこーのーぐーんぜーだぁ?
の狂いすぎている威圧感。


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敵に名を聞かれ
マ〜クベ〜スだ〜♪
と軽快に言ったところ。

力強く"マクベスだ!"と言ったのも良かったけど、敵をあざ笑う感じがこっちの方が好きだった。


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メンティースを殺すときの
"きさまも女から生まれたな"

穏やかな口調と行為とのギャップ。


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アンガスを抱きすくめて
"それを手にする男が女の産み落としたものであれば"
と優しく耳元で囁いてキスを送り殺すシーン。

人を殺める直前とは思えないほど、優しい囁きに色気があって、キスが美しくて愛情も伺えるのに、それなのにあっさり殺す異常さ。


◾︎
マクダフとの直接対決の直前に奥から1人、ゆっくりと登場するシーン。

照明の当たり方と表情と全てが作り物のようで、この世のものとは思えないほど、死ぬほど美しかった。

さらにセリフを言う時の斜め上を見た時の完璧なまでの三白眼。


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優勢だったマクベスがマクダフに傷を負わせ、剣先でマクダフの顎を救う仕草、色気だだ漏れ。

別の日の同じシーンで、しゃがんでマクダフに顔を近づけ、剣先を短く持った状態でマクダフの顎に突きつけるのは色気よりむしろ威圧感がすごかった。


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最後夫人の亡霊を見て己を奮い立たせるところ。
表情。


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公演を重ねるごとにまるちゃんが消えてマクベスになっていくのに、不安に苛まれ頭を抱えた時の指が完全にまるちゃんだったところ。
関節の曲げ方とか、指の動かし方にまるちゃんの癖がそのまま出ていたところ。


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舞台終了後のカテコの時も、舞台上では基本的には丸山隆平だったけど、観客の反応やちょっとしたイレギュラーにちょこちょこまるちゃんが戻ってくるところ。






そういえばマクベスの解釈、裏テーマに不妊があると、とある方のブログから初めて知りました(そのブログも、フォロワーさんのツイートで教えて頂きました)

マクベス夫婦に子供がいないのに、夫人の
"私は子供を育てたことがあります"
というセリフがずっと疑問だったのです。

そのブログによると、"後に国王になる"と魔女に予言されたものの、自分には後継がいないないため国王になっても意味がない、と夫人に送ったあの手紙は子供が産めない夫人を責めているらしいのです。
夫人は子供が産めないプレッシャーを感じつつ、夫から受け取った手紙が自分を責めているのではなく、夫は王を殺して王座を奪うことを願っていると勘違いしたと。
さらに、夫人の
"私は子供を育てたことがあります"
は「不妊は子種がないあなたのせい」という、嫌味のようなものらしいのです。


マクベスが「誰の子だ」と言及しないのは「子種がない」という屈辱を認めたくないという意図。
この方の2015/2/22の記事です)



この記事を読んでやっと、夫人のあのセリフが納得できました。
愛し合っている夫婦であっても、心の奥底で深い何かがお互いにあったのかもしれません。


あんなに強気だった夫人が終盤、
あなたお帰りになったの?
と嬉しそうに部屋から出てきたのに、夫の姿が見つからず
あなた〜?
と呼びながら去っていくあの弱々しさ。
さらに手紙を読み終わった後、
あなた〜?
と部屋を出ていく姿と弱々しい声が、今思い出しても泣けてきます(´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
きっと、色んな想いがあったんでしょうね。
そしてその心情の変化を演じ分ける安藤聖さん、本当に素敵な女優さんでした。




マクベスに関わった全ての方々へ、お疲れ様でした。
本当に素敵な舞台を観させて頂けて、心から感謝しています。
ありがとうございました。
これからまた、それぞれの次のお仕事へ向かって歩き始めていると思いますが、全ての方々のご活躍をお祈りしています。


演出家さんや共演者さんたちの他の舞台も観に行ってみたいなぁ…(*´ω`*)